SOLSは、愛知県名古屋市に拠点を置く株式会社不二興産が運営している不動産投資型クラウドファンディングです。
一般的な不動産クラウドファンディングの形式である匿名組合型のファンド以外に、分配金が「不動産所得」に該当する任意組合型のファンドや、出し入れ自由型ファンドを提供しているのが特徴です。
SOLS(ソルス)が提供する3種類のファンドの違いや特徴
1. 匿名組合型ファンド(SOLS)
一般的な不動産クラウドファンディングの形式で、投資家と運営会社が匿名組合契約を結び、不動産から得られる利益を出資額に応じて分配する仕組みです。
特徴: 2ヶ月〜12ヶ月程度の短期運用案件がメインであり、資金が長期間拘束されるリスクを抑えられます。
利回り: 想定利回りは年利5.0%〜7.0%程度と比較的高水準です。
安全性: 優先劣後システムを採用しており、運営会社が一定割合の損失を先に負担することで投資家の元本を守る仕組みが整っています。
投資金額: 最低投資額は1口5万円からです。
税区分: 分配金は「雑所得」に該当します。
2. 任意組合型ファンド(SOLS α)
出資者全員が組合員として不動産を共同所有する形式の投資です。
特徴: 匿名組合型と異なり、出資額に応じて実際に不動産の所有権を持つため、相続時の節税効果が期待できるというメリットがあります。
利回り: 過去には年利12.08%という高い利回りが設定された事例もあります。
投資金額: 最低投資額は50万円からと、他の形式よりも高く設定されています。
注意点: 優先劣後システムが適用されません。また、分配金は「不動産所得」に該当し、原則として確定申告が必要になります。
3. 出し入れ自由型ファンド(SOLS WALLET)
複数の不動産に分散投資する形式で、預金に近い感覚で利用できる新しいスタイルの投資法です。
特徴: 最大の特徴はいつでも解約(買取請求)が可能な点です。申請から原則5営業日以内(実際には2〜3営業日のケースが多い)に指定口座へ着金するため、資金の流動性が非常に高いのが魅力です。
利回り: 利回りは年利2.5%(固定)で、銀行の普通預金よりも高い利回りを求めつつ、待機資金の運用先として活用する投資家が多く見られます。
投資金額: 最低投資額は5万円からです。
税区分: 分配金は「雑所得」に該当します。
3種類のファンド比較まとめ
| 比較項目 | 匿名組合型 (SOLS) | 任意組合型 (SOLS α) | 出し入れ自由型 (SOLS WALLET) |
|---|---|---|---|
| 主な目的 | 短期で効率的な資産運用 [1-3] | 節税効果や本格的な不動産投資 [2, 4] | 柔軟な資金管理・待機資金の運用 [2, 4, 5] |
| 想定利回り(年利) | 3% 〜 7% 程度 [1, 6-9] | 12.08%(実績例) [9-11] | 2.5%(固定) [4, 9, 12, 13] |
| 運用期間 | 2ヶ月 〜 12ヶ月 [2, 9, 14] | 3ヶ月 〜 12ヶ月 [9] | 定めなし(無制限) [2, 4, 9] |
| 最低投資金額 | 5万円 [1, 15-17] | 50万円 [16] | 5万円 [16, 18] |
| 途中解約 | 原則不可(例外あり) [9, 19, 20] | 原則不可(例外あり) [9] | いつでも可能 [2, 4, 9, 21] |
| 優先劣後システム | あり [3, 19, 22, 23] | なし [23] | あり [13, 23] |
| 所得区分 | 雑所得 [23-25] | 不動産所得 [23-26] | 雑所得 [23-25] |
安全対策や投資するメリットについて
劣後出資比率の高いによる元本保護
SOLSは他社と比較して劣後出資(運営会社側の負担分)の割合が非常に高い案件を組成しています。
一般的な不動産クラウドファンディングの劣後比率は10%〜20%程度ですが、SOLSでは過去に66%や88%といった極めて高い比率を設定した事例があります。
これにより、万が一不動産の評価額が下落しても、劣後出資分までは投資家の元本が守られます。
キャンペーンや法人口座対応
Amazonギフト券などの特典がもらえるキャンペーンが頻繁に実施されており、実質的な利回りの底上げに寄与しています。
個人投資家だけでなく、企業の余剰資金運用先として法人口座での利用も可能です。
SOLS(ソルス)の注意点やデメリット
1.元本保証はない
優先劣後システムによって元本保護の仕組みは整っていますが、不動産市場の悪化や運営会社の不二興産が倒産した場合には、投資元本が毀損するリスクはゼロではありません
所得区分と確定申告
投資するファンドの形態によって税金の扱いが異なります。「匿名組合型」と「WALLET」は雑所得となりますが、「任意組合型(SOLS α)」は不動産所得となり、原則として確定申告が必要になります。
原則として運用期間中の解約は不可
出し入れ自由型の”SOLS WALLET”以外、原則として運用期間中の解約は不可です。
SOLS(ソルス)の運営会社概要
社名:株式会社不二興産
本社:愛知県名古屋市西区南川町227番地
代表者:代表取締役 猪子能史
創業:2000年8月
資本金:1億円
URL:https://fuji-kosan.jp/
SOLS(ソルス)で不動産投資を開始するまでの流れ
1. 会員登録
まず、SOLSの公式サイトにある「新規会員登録」タブから手続きを始めます。
登録したアドレスにメールが届くので、記載されたURLをクリックして次のステップへ進みます。
2. 本人確認書類の提出
ログイン後、詳細な投資家情報の登録と本人確認を行います。
スマートフォンなどで本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)を撮影し、画像をアップロードすることで提出が完了します。
3. 本人確認コードの入力
審査を通過すると、本人確認コードが記載されたハガキが郵送されます。
マイページにログインし、届いたコードを入力することで会員登録がすべて完了し、出資ができる状態になります。
4. ファンドへの申し込み・運用開始
登録が完了したら、実際に投資する物件を選びます。
・ファンド選択
案件一覧から詳細をチェックし、気になる案件に申し込みます。
・選定方式
各案件には「抽選方式」または「先着順方式」が採用されています。
・入金・運用
当選(または先着確定)後、指定の口座に出資金を振り込みます。運用が始まれば、あとは分配金の支払いと元本の償還を待つ形となります。

