Alterna Bank(オルタナバンク)はSAMURAI証券が運営する融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)サービスです
以前は「SAMURAI FUND」という名称でしたが、2023年1月に現在の名称へリニューアルされました。
オルタナバンクのサービスの基本コンセプト
オルタナバンクは、不特定多数の個人投資家から集めた資金を、事業者が企業やプロジェクトに貸し付け、投資家はその利息分を分配金として受け取る仕組みをとっています。
投資対象は国内外の不動産、未上場株式、金銭債権、ベンチャー企業、新興国など、一般の投資家ではアクセスが難しい「オルタナティブ資産」を幅広く取り扱っています。
最低1万円という少額から投資が可能で、想定利回りは4%〜12%です。
運用期間は数ヶ月から1年程度の短期案件が多い傾向にあります。
オルタナバンクのメリット
1. 収益性と投資の始めやすさ
想定利回りは年利4%〜12%と、銀行預金や債権と比較して非常に高い水準に設定されています。
独自の「外貨建て直接融資スキーム」を活用し、借入企業の両替手数料を省くことで、その分を投資家の分配金に上乗せして高いパフォーマンスを実現しているケースもあります。
最低1万円から投資が可能です。
初回投資家を対象とした現金プレゼント(例:3,000円)などのプログラムが頻繁に行われています。
2. 運営の信頼性とリスク管理体制
運営会社のSAMURAI証券は、厳しい登録基準(純資産や経営体制など)をクリアした「第一種金融商品取引業者」です。これはソーシャルレンディング業界では珍しく、高い透明性とコンプライアンス体制を備えている証拠として評価されています。
これまでの貸付型ファンドにおいて、元本償還率100%(元本割れ0件)を維持している実績があります(2026年3月時点)。過去に償還遅延が発生した際も、遅延期間中の利息を含めて最終的に全額償還されるなど、誠実な対応が信頼に繋がっています。
リスクを抑えるため、不動産担保や、日本保証などの機関による保証付きファンドが豊富に用意されています。また、万が一の際にも他の財源から返済を追求できる「リコースローン」を採用している案件も多く、投資家のリスク軽減が図られています。
3. 投資の多様性と利便性
一般の個人投資家ではアクセスが困難な、海外不動産、未上場株式、ベンチャー企業、金銭債権といった「オルタナティブ資産」に広く分散投資ができます。
一度投資すれば、日々の値動きをチェックしたり売買のタイミングを考えたりする必要はありません。
1ヶ月〜3ヶ月といった短期運用のファンドが多く、長期間の資金拘束を避けたい人や、効率的に資金を回転させたい人のニーズに応えています。
オルタナバンクのデメリット
1. 投資商品自体のリスク(元本は保証されません)
元本は保証されておらず、融資先の企業が倒産した場合などに投資金が戻ってこない「元本割れ」や「貸し倒れ」の可能性があります。
過去には「横浜不動産ID547」の案件などで償還遅延が発生した事例があります。最終的には利息を含め全額償還されましたが、予定通りに資金が戻らないリスクは常に存在します。
・保証・担保の限定性
すべてのファンドに保証や担保がついているわけではなく、安全策がない案件では損失リスクが高まります,。
・為替変動リスク
海外企業への貸付案件では、円高が進行すると日本円換算での資産価値が減少し、為替差損が発生する可能性があります,。
2. 途中解約の不可
運用が開始されると、原則として運用期間が終了するまで途中解約はできません。一度投資した資金は、数ヶ月から数年にわたり拘束されるため、急な出費が必要になっても現金化できない点がデメリットです。
3.税金・確定申告について
運用益は「雑所得」に分類され、年間20万円を超える利益が出た場合などは確定申告が必要になります。
4.手数料の負担
GMOあおぞらネット銀行以外の口座を利用する場合、入金時の振込手数料や、1回あたり143円〜145円の出金(払戻)手数料が投資家負担となります。
オルタナバンクを利用するまでの流れ
1. 新規会員登録と口座開設の流れ
公式サイトからメールアドレスとパスワードを設定し、届いたメールのURLから本登録に進みます。
お客様情報の入力
氏名、住所、勤務先情報のほか、収入、金融資産、投資経験、投資目的などの回答が必要です。
本人確認書類の提出
運転免許証やマイナンバーカードなどの書類をアップロードします。スマートフォンを使った「eKYC」を利用すると、最短2営業日ほどで審査が完了します。
審査完了: 審査に通過し、送付される「本人確認キー」を入力することで投資が可能になります。
2. 入金と投資申し込みの手順
口座開設後は、実際に投資したい案件を選んで申し込みを行います。
・事前入金(デポジット)
オルタナバンクは「先入金制」を採用しており、投資申し込み前に専用のデポジット口座へ資金を振り込んでおく必要があります。
・ファンドの選択
「商品一覧」ページから、利回り、運用期間、担保・保証の有無などを確認し、投資したい案件を選びます。
・投資申し込み
投資金額を入力し、重要事項説明書や契約締結前交付書面などの電子書面を確認・同意した上で申し込みを確定させます。
・キャンセルについて
募集期間中で満額成立前であればキャンセル可能ですが、満額成立後や運用開始後はキャンセルや途中解約はできません。
3. 運用から分配・償還まで
申し込みが成立すると運用が開始されます。運用開始後は投資家が特にすることはありません。
・分配金の受取
ファンドにより「毎月分配型」や「満期一括返済型」があり、予定されたスケジュールに従ってデポジット口座に分配金が入金されます。
・元本の償還
運用期間が終了すると、投資した元本が償還されます。
・出金(払戻)
デポジット口座にある資金を自分の銀行口座へ戻す場合は、マイページから払戻依頼を行います。提携のGMOあおぞらネット銀行であれば手数料は無料ですが、それ以外の銀行では1回につき143円〜145円の手数料がかかります。

