わたしは予備校の講座を受けておらず、模試や答練にも参加しませんでした。いわゆる独学と呼ばれる勉強方法です。
合格発表後のリーガルジョブさんやLECさんの祝賀会に参加したところ、模試すら一度も受けてない人はレアでした。インターネットで見かける勉強方法とは異なっている可能性はあります。ご了承ください。
受験回数は4回です。2回目の受験のときに合格まであと3.5点でした。勉強時間は4800時間~5000時間くらいだと思います。
令和6年の司法書士試験合格者です。
司法書士試験では「午後の択一にどれだけ時間を使うか、記述式にいかにして時間を残すか」が重要です。令和6年は記述の採点が変更となった最初の年ですが、このことは変わらないと考えていました。
わたしは令和5年の試験(3回目のチャレンジ)で午後の択一で足切りにあってしまい、午後の択一こそが最大の課題と感じていました。記述式には2時間を残し、択一は1時間でやりきるのを理想として、択一式には1時間10分は使ってもよいと考えていました。
結果として令和6年の択一は55分で終えました(試験中に若干の戸惑いを感じていました)
不動産登記法の記述を55分で終わらせて、商業登記の記述に1時間10分残せました。商業登記法の記述は45分で書き終えることができていましたが、令和6年の商業登記記述は1時間10分使ってギリギリ書き終えました。
記述問題を書き終えたのは試験終了40秒前でした。
択一式問題はどうやって解いたか
午前中は全肢検討です。これで十分に余裕があり、30分以上の時間を残してマークシートを埋めました。
午後は軸肢検討にしました。受験生は一般的に軸肢検討で、9割程度が軸肢検討と言われています。
すべての肢を検討するやりかた
〇軸肢検討とは?
まず軸となる肢を探して、組合せとして判断が必要な肢だけを検討するやりかた。
⇒軸となる肢は上から順に探していく
⇒選択肢の4つめと5つめを読まないことが多くなる。
軸肢検討は判断ミスに気付きづらいです。軸となる肢が間違っていたら取り返しがつきません。その結果がR5の不合格に繋がっていました。
そこで次の作戦を決めていました。
- 5つある選択肢の2つだけでは判断しない。3つ以上は読む。
- 「念のために読む」はやらない
ただし、司法書士法は全肢検討しました。過去に本試験を3回受けましたが、司法書士法はすべて不正解だったからです。
これは伊藤塾司法書士試験科のnoteを参考にしています。
点数が不安定となっている一部の科目に限定して全肢検討を導入するのがお勧めです。
使ったテキストと問題集
(使ったテキストと参考書)
司法書士試験リアリスティック
オートマ過去問
オートマ出るとこ
ケータイ司法書士(民法、不動産登記法記述、商業登記法記述)
伊藤塾3300
田端記述
伊藤塾記述
リアリスティック記述
(使わなくなったテキスト)
LECの根本正次のリアル実況中継(第二版)
わたしが使っていた第二版は誤植がとても多かったので、二度目の受験勉強をはじめるときに使うのをやめました。会社法の解説はわかりやすかったです。根本先生が大変に素敵な先生であることに異論はありません。