「わかちあいファンド」は、滋賀県の株式会社日本プロパティシステムズが運営している不動産クラウドファンディングです。
年利4〜5%台中心の好配当案件が多く、地方物件やリゾート開発に強みを持っています。
- 投資対象は地方物件やリゾート物件、都心など様々
- 優先劣後システムによる元本保全性の高さ
- バームクーヘンなどのユニークな投資特典
- 最低投資額が10万円から
- 事前入金制で資金拘束期間が長い
https://wakachi-i.jp/fund
わかちあいファンドって?
2019年10月にサービスを開始して以来、滋賀県や京都府を中心とした地域密着型の案件から、石垣島や軽井沢などのリゾート開発、首都圏の物件まで幅広く扱っています。
関東以外が多いですが、最近は東京の渋谷や新小岩の賃貸マンションなどの案件も登場しています。
運営会社について
「わかちあいファンド」を運営しているのは滋賀県大津市に本社を置く株式会社日本プロパティシステムズです。
2000年9月に設立され、不動産売買や仲介、宿泊業などで20年以上の実績があります。
不動産特定共同事業法に基づき、滋賀県知事より第1号の許可を受けています。また、宅地建物取引業や第二種金融商品取引業の登録も保有しています。
ファンドの種類と特徴について
1. インカム型ファンド(安定収益重視)
物件の賃料収入やテナント料を原資として分配を行う、最もベーシックなタイプです。
- 分配の特徴: 多くの不動産クラウドファンディングが運用終了時の一括分配であるのに対し、このタイプは毎月(原則15日)分配が行われるため、投資効果を実感しやすいのが大きな特徴です。
- 利回りと期間: 想定利回りは4〜5%前後と堅実で、運用期間は12ヶ月程度の案件が多く見られます。
- リスク: キャピタル型と比較してリスクが低く、初心者でも取り組みやすいとされています。対象不動産は住居系が中心です。
2. キャピタル型ファンド(高利回り追求)
物件の売却益(キャピタルゲイン)を主な原資とするタイプです。
わかちあいファンドの主なメリット
1. 安定した収益と高い利回り
・毎月分配のインカム型ファンド
多くの不動産クラウドファンディングが運用終了時に一括分配するのに対し、わかちあいファンドのインカム型ファンドは、家賃収入をベースに毎月分配(毎月15日)が行われます。これにより投資効果を実感しやすく、安定したキャッシュフローとなります。
・高利回りのキャピタル型ファンド
物件の売却益を狙うキャピタル型やハイブリッド型では、想定利回りが7〜10%前後と高く、業界平均を上回るリターンが期待できる案件も用意されています。
2. 投資家保護の仕組み
・優先劣後システム
運営会社が10〜20%程度の劣後出資を行うことで、物件価値が下落してもその範囲内であれば投資家の元本が保護される仕組みを導入しています。
・信託保全の採用
投資家の未出資金や配当金などの預り金を信託銀行で分別管理する信託保全を採用しており、万が一運営会社が倒産した場合でも資産の安全性が高められています。
・マスターリース付き案件
空室リスクを軽減するため、賃料保証(マスターリース)が設定されている案件もあります。
・元本割れ・配当遅延ゼロの実績
2019年のサービス開始以来、現在まで(2025年11月時点)に元本割れや配当遅延は一度も発生しておらず、予定通りの配当が継続されている点が大きな安心材料となっています。
ただし、プロジェクトそのものの遅延は存在しています。(後述)
3. 豊富な特典と社会貢献
一定額(例:50万円以上)の出資により、抽選ではなく確実にもらえるオリジナルバームクーヘンやAmazonギフトカード、宿泊券などの特典が充実しています。これは投資の楽しみを増やす要素として人気です。
利益の一部を環境保護活動や「あしなが育英会」などの公益事業へ寄付しており、投資を通じて社会貢献ができる点も特徴的です。
4. ユニークな投資先と利便性
・多彩なポートフォリオ
滋賀・京都の地域密着型物件だけでなく、石垣島や軽井沢のリゾート開発案件など、他社にはないユニークな物件に投資でき、地域・用途の分散投資が可能です。
・高い募集頻度と投資のしやすさ
募集頻度が月に1〜3回と高く、多くの案件が先着順で募集されるため、投資機会を逃しにくい環境が整っています。
・管理のしやすさ
マイページでは「残り運用期間」が明確に表示されるなど、投資家が資金計画を立てやすい親切な設計になっています。
わかちあいファンド の注意点やリスクについて
1.元本保証はない
他の投資商品と同様に元本保証はありません。運用の悪化により損失を被る可能性があります。また、原則として中途解約はできず、運用期間が終わるまで資金を引き出すことはできません。
2. 非常に長い資金拘束期間
運用前後の資金拘束期間が長いです。
- 運用開始前: ファンドの募集開始から実際の運用開始まで、約1ヶ月から1ヶ月半ほどかかる場合があります。
- 運用終了後: 運用が終了してから実際に元本が償還(返金)されるまで、さらに約1.5ヶ月から2ヶ月程度かかります。
- 実質利回りの低下: この結果、例えば10ヶ月の運用期間と記載されていても、実際には合計13ヶ月ほど資金が拘束されることになり、実質的な年利が想定よりも低下してしまいます。
3.事前入金制の負担
投資の申し込み前に、あらかじめデポジット口座へ資金を入金しておく必要があります。
4. リゾート物件の売却・再組成リスク
石垣島や軽井沢といったリゾート開発案件において、特有のリスクが露呈しています。
販売の長期化と再組成: 一部のリゾート案件では販売が難航し、スケジュール遅延や追加コストが発生しています。そのため、運用期間を延長してファンドを「再組成(スライド投資)」するケースが見られます
プロジェクトそのものの遅延
「キャピタル型 わかちあいファンドPJ南軽井沢第Ⅳ期」では人手不足などの影響により工期が大幅に遅延したとアナウンスが出ています。
キャピタル型ファンド「わかちあい南軽井沢」シリーズ(第Ⅰ期・第Ⅱ期・第Ⅲ期)では、皆さまからのご出資金を、軽井沢・南ヶ丘エリアに所在する高級別荘物件の購入費用およびフルリノベーション資金に充ててまいりました。しかしながら、人手不足などの影響により工期が大幅に遅延し、当初予定していた販売期間も後ろ倒しとなっております。
https://wakachi-i.jp/fund/minamikaruizawa04
わかちあいファンドの利用の流れ
1. 会員登録
まず、公式サイトの登録ページからメールアドレスとパスワードを登録します。入力後、届いた認証メールに記載されているURLをクリックすることで会員登録が完了します。
2. 投資家情報登録・本人確認
次に、マイページにログインして氏名、住所、口座情報などの投資家情報を入力します。
- オンライン本人確認: スマートフォンを使用して行います。最短10分程度で完了するため、スムーズに手続きを進めたい方に推奨されています。
- ハガキによる本人確認: 本人確認書類をアップロードした後、後日郵送で届くハガキに記載された認証コードをマイページで入力します。ハガキの到着には1週間程度かかります。
3. 入金・投資申し込み
投資家登録が完了すると、投資資金を管理するための専用のデポジット口座が開設されます。
- 入金: 開設されたデポジット口座(PayPay銀行)へ投資資金を振り込みます。わかちあいファンドは事前入金制を採用しているため、申し込み前に資金を入金しておく必要があります。
- 申し込み: 入金額がマイページに反映されたら、募集中のファンドの中から希望するものを選択して申し込みを行います。最低投資額は1口10万円からとなっています。
運用が終了すると、出資した元本と分配金がデポジット口座へ戻され、そこから自身の銀行口座へ払い戻し申請を行うことができます。

